「月曜日朝8時に待ち合わせしましょう!」と先週金曜日にお約束したのが運のつき、朝起きてみると一面雪景色、しかし、約束は果たさなければならない。約束の場所まで自転車で下ると15分位。だが、歩くとなると1時間半はかかる。大急ぎで準備して自転車を押して我家を出たのが6時30分頃であった。天満町付近で登校中の小学生と会話。ポケットに手を突っ込んで歩いていたのでこけたら大怪我をするから手を出して歩きなさいと注意。とにかく、よく滑る。何回もこけそうになりながらやっと待合場所に着くと携帯が鳴り出した。「今日は無理バイ!雪で身動きとれんとさ」との事。文句は言えない。我家は携帯が通じない。駄洒落で小生の住まいを紹介する時「山奥の圏外(県外)に住んでいます。でも本野です」と言って笑わせているくらいだから、連絡がつかなかったのはしょうがないことなのだ。

後日、約束して、10時からは、いよいよ手話レッスン講座が始まった。「ブラックマンデー」と名付けた「魔の月曜日」の始まりである。入門講座~基礎講座と受講者の最後尾でギリギリ終了して今回のレッスン講座である。メンバーは基礎講座よりはるかにレベルが高そうである。ところが。先週、隣の席にお座りになっているご婦人が雑談の中で「分からなくてもいいのよ。楽しいから来てるだけ・・・」と、おっしゃったことで気分がいっぺんに楽になった。無理せずボツボツでいいのだ。とは言うものの、あまり恥ずかしいことは出来ない。生活スタイルを少し変更して、毎朝、読書を1時間から30分間減らして、残りを手話の単語暗記に充てることにした。すると不思議。講師の話がほんの少しではあるが、なんとなく分かるようになってきたのだ。しばらくは「ブラックマンデー」は続くがその内「エンジョイマンデー」になるだろう。その日まで頑張るしかない。60(歳)の手習いは続く。

午後は、小生がボランティア理事長を努めるHOTHOTBOXの理事会であった。
主な議題は一泊旅行である。統合失調症という障害を抱えている人たちが通所する地域活動支援センターであるが、彼らの殆どは障害年金や生活保護で生計をたてている。だから、旅行の経験など殆どないといっていい。だから、彼らにとっては待ち遠しい一泊旅行である。以前Yさんと同室で一泊した時、ここ10年くらい一回も旅行したことがないと言われて、劣悪な彼らの境遇を想った。そんな彼らになんとか一日だけは、ゆっくり温泉に浸かりながらのんびり暮らしてほしいとの願いが関係者の努力で実現した。2月末に実施することになった。通所者はもとより、関係者一堂とても待ち遠しい行事である。

「追伸」
HOTHOTBOXの通所者はアーケードで石けん販売をしている。最近の底冷えする寒さに負けず販売活動を行っているが、ここに、タイガーマスクならぬ時計店さんが現れて、通所者にコーヒーの差し入れがあったと報告があった。寒さは身にしみるが、同じように他人の善意は身にしみる。時計店さん!ありがとう。

「追伸2」
市の補助金でほそぼそと運営している施設であるHOTHOTBOX。ここにもタイガーマスクが現れた。匿名の寄付金が寄せられた。そあいえば、理事会の時も誰かが差し入れを持ってきてくださる。この施設はボランティアで多くの皆さんが支えているのも大きな特徴である。例えば、手話・絵画・茶道教室をはじめ、日常のお世話などである。殺伐とした世の中でも、温かい心の持ち主がいるのだ。日本も諫早もまだまだ捨てたものではない。
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出かけようとしていたら大雪が降り始めた。去年、自転車で転倒して2ヶ月近く片手をぶら下げて不自由な生活を余儀なくされた悪夢が脳裏を走った。「今日は自転車はやめにしよう」と決断は早かった。ところが、時計を見ると9時を回っている。問題は歩いて行って天満町公民館で10時30分から予定されている民主商工会婦人部総会に間に合うかどうかである。でも、歩く以外にない。
10時20分に到着。やっと間に合った。総会が一通り終了し、議員団との懇談会がセットされていた。
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小生を含めて5人の市議会議員が出席していた。それぞれ思い思いに日頃の議員活動を披瀝。総会参加者との意見交換では自営業主のパートナーとして、家事・育児をこなしながら、自営業の従業員として従事する女性達の苦労話が聞かれた。このような立場の女性を所得税法56条では労働者として認めていない。仕事に従事した分が必要経費として認められていないのである。かてて加えて今日の不況は中小零細企業を直撃している。ほとんどの人たちが本業とは別の副業を持って働かざるを得ないとの訴えがあった。
色々と意見交換があったが、非常に有意義だったと思っている。なにか「議会基本条例」による議会報告会の様相に思えた。市政・市議会への注文などをきちんと受け止めて、市民生活向上に努めなければと肝に銘じた。
午後からは連合婦人会の諫早市婦人大会が文化会館で開かれた。
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開会行事に続いて、講演やEM活性液を活用した子ども達と婦人会の共同作業としての河川浄化運動の取組みなどが報告され、後は、各地区婦人部の余興であった。「昔のお嬢さんたち」の素晴しい演芸を暫し堪能した一日だった。
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「老いじたく 元気なうちに」とのサブタイトルのついた、市民後見サポーター出前講座が諫早市社会福祉会館で開催された。知人からご案内をいただいたので参加してみた。結論から言えば、非情に勉強になった講座であった。
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2,000年に介護保険法と同時期にスタートとした成年後見人制度であるが、高齢化社会の進展に伴って、ニーズというか、必要としている人が増え続けているとのこと。日常生活や財産管理などが出来なくなった人に対してサポートして行く制度である。
昨日は、行政の取組みを始め現状の説明があった。
「市民後見人の会ながさき」(NPO法人)の取組み
「暮らしを支える~介護の現場から」(諫早市健康福祉センター・田崎紀子保健師)
「社会福祉協議会と地域のつながり」(諫早市社会福祉協議会・小川睦 相談支援課長)
「成年後見人制度の基礎知識」(成年後見センターリーガルサポート・高山和也 司法書士)
と盛りだくさんの現状の取組みが報告された。諫早市は人口14万人、65歳以上の人口は3万人、内、介護が必要な人は6千人だそうだ。そんな人々や一人暮らしをサポートする様々な事業が紹介された。一人暮らしの「見守りネットワーク事業」や日常生活をサポートする「日常生活自立支援事業」などが詳しく説明があり参考になった。
参加した人々の顔ぶれを見ていると、認知症をサポートするボランティア、高齢者福祉ボランティアグループの人たち、一般市民に混じって、精神障害者通所施設関係の人々の参加が目立った。というりも、今、精神障害者・知的障害者・身体障害者の共通の課題は高齢化社会の中で、障害者自身が高齢化し「親亡き後をどうするか」という問題を抱えている。そういう意味からも成年後見人制度は一助となるはずである。小生も障害者福祉をライフワークとして取り組むものの一員としてこれからの活動に生かしていきたいと考えている。
「追伸」
小生は一人暮らしの高齢者を2軒、週に1回から2回ほど訪問して見守り活動を行っている。向こう三軒両隣り、困った時はお互いさまの気持ちでなにげなく続けているのだが、こちらが恐縮するほどに感謝してもらっている。最近は日常生活に加えて身の上話しをしてくださるようになった。80歳代の人々は苦労人が多い。過去を語るときに涙を流しながら語ってくださる。つい、小生もつられて、小学3年の時、父親を亡くし生活保護を受け、世間の暖かさと冷たい目を味わったことを話したときは、一緒に涙を流してくださった。いつもこんな風だから、つい長居してしまうことも、ままある。帰る時に木戸先を眺めると梅の花が咲いていた。このおばあちゃんの人生にも花は開いたのだろうか?
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どこから、このようなストーリーが生まれてくるのだろうか?。
今、百田尚樹にはまっている。「永遠の0」から「錨を上げよ」という長編小説から、続いて短編を読み始めた。これがまた実に面白い。ハッピーエンドに近いほのぼのとした物語が多い。特に気に入っていて、最後にどんでん返しというか、そんなストーリーの「ケーキ」というのが良い。人それぞれに人生があるが、やはり、なにか目標というか幸せを手につかむことが叶うならば頑張れる、そんな社会であってほしいと願う。しかし、現実は逆に、一歩間違えば奈落の底まで滑り落ちてしまう、そんな現実がある。新入社員の頃、とにかく3年は我慢しろ!、そうすれば後は何とかなると厳しく諭されたものだが、現在はどうだろう。就職氷河期と規制緩和が同時進行する中で、雇用はずたずたの状態になってしまった。労働者派遣法によって、公然と解雇が横行するようになった。結果、派遣労働者は未来永劫に派遣社員であり、そこから抜け出すことはかなり厳しい。ほんの一部の富むものと圧倒的多数の派遣・パート労働、その間で、自らの立場を守るために戦々恐々の正社員。こんな構図が出来上がってしまった。労働者全体の1/3を占める派遣労働など非正規雇用労働者に未来はあるだろうか?。この人たちに「3年頑張れ!。そうすれば、なんとかなる」とは言えない。今年の議会便りの巻頭言に「人生、不遇続きの中でも、くじけることなく、何か心掛けてさえいれば、いつか、一直線に駆け抜ける日が来る」(城山三郎著《この日、この空、この私》より)と、そんな社会を作りたいと述べた。百田直樹氏は、そんな想いを小説の中で実現している。本を読んでいる間のほんの一瞬ではあるが、なにか、とてもほのぼのとした温もりが感じられた。
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大げさに言えば、日々、今日の日のために1ヶ月頑張ってきたといっても過言ではない。
友人と会うために長崎まででかけた。視覚障害者でマッサージを開業しながら音楽バンドを結成して時々演奏活動をしているUさんに会うためである。近況報告をお互いしながら、ついでにマッサージもお願いするというワンパターンである。ここ1ヶ月の間、新聞配りで足がパンパンに張っているというと念入りにマッサージしてくれた。あまりの心地よさに、うとうととなりかかるが、それをNさんは許さない。話題豊富なだけに次々と話しかけてくる。また、駄洒落が大好きな御仁でもある。例えば「最近、公務員の不祥事が目に余るね」と小生。すかさずNさん。「飲酒、セクハラ、盗みなど常識では考えられないが、例えば、警察官のセクハラについては、おまわりさんを並べ替えてごらん、オサワリマンになるよ・・・と。いつもこんな風である。だから、眠気など一辺に吹っ飛んでしまう。そんなたわいもない話のなかで、専ら彼の関心事は国の借金についてであった。「仙人さん!1,000兆円といえば、1億円の何倍になるとね」と聞かれて即答できなかった。とてつもない借金を抱え込んでいることには違いない。国民一人当たり800万円の借金と言ったほうが現実味があるのではないか。問題はその借金をどうやって返済するかという議論を投げかけてきた。小生、「国家財政とて仕組みは家計と一緒、切り詰めて返済するしか中でしょうね」、Nさん「それはそうなんだけど、自己破産という方法もあるのではないですか?」・・・と。夕張みたいになって一から出直す以外にないと手厳しい。何故?と聴くと「この前、長崎市で保育園を民間委託するということだったが、民間委託すると安上がりでサービスが向上するとのことだったが、なんという行政の怠慢か、公務員の待遇と民間企業の格差があるから、こうなってしまう。公務員のレベルを民間まで下げてしまえば、わざわざ民営化することもないだろう」と憤慨されていた。赤字の原因の一部が公務員の待遇ということを言いたかったらしい。もちろん、公務員の待遇を下げれば、全てが解決するわけではないが、阿久根や大阪、名古屋などで起こっている現象はそんな問題も含んでいるのだろう。同じようなことを諫早の商店主から言われたことを思い出した。「諫早の商店街をはじめ中小店主は殆どがワーキングプアだよ」・・・と。一回リセットしてしまってやり直さないと、官民格差をはじめどうにもならないということをUさんは言いたかったらしい。最近、そんな話を巷で聞く機会が増えた。それだけ、民間企業の実態が厳しくなっているということであろう。
市民生活の厳しさは、長崎も諫早も変らない。Uさんの発言は、小生にも向けられているようにも思う。議員や市長等の問題でもあるからだ。議員年金の廃止、議員定数の削減など議会改革も少しづつ進んでいることを説明したが理解は示しつつも、国家財政の悪化は止まらないだろうと嘆いていた。
現状をどうするか、その議論なくして消費税論議をしても、何の解決にもならないのではないか。アメリカの格付け会社が日本の国債のランクを引下げた。国家予算の半分以下しか税収がなくて残りを借金でまかなうというのは本当に異常である。孫子の代に借金を残さないために、思い切って大鉈を振り下ろす時期にきているのかもしれない。
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先日、諫早におけるボランティア活動の草分け的な存在である人形劇の指導者としてご活躍の立川勝先生宅を訪問した。最近、体調を崩されていたとお聞きしたので心配していたのだが、お元気な様子で、今日のボランティア協議会への出席を依頼していた。今日、ご自宅に訪問したら、もう玄関に出ておられて待っておられた。手を引こうとしたら、自分の家周辺は分かっているからと介助をしなくて一人で車まで向かわれた。体調も回復して最近は週に2回~3回はヘルパーさんにお願いして運動公園に散歩に行っているとのこと。「運動公園は改築されているようですね!」とまるで、見えるようにお話になるので、少し、詳しく平成26年に向けた長崎国体=がんばらんば国体のメイン会場となる陸上競技場の改築内容と体育館建設についてお話しさせていただいた。
会議の会場となる諫早市社会福祉会館まで、ずっとお話をされていた。気分が良かったのであろう。
社会福祉会館につくと今年5月に開催予定の長崎県障害者スポーツ大会への参加申し込みを担当者にされてから、3階のボランティアセンターでのボランティア協議会役員会に出席された。
皆さん、立川勝先生をお見かけして大喜びであった。今年は喜寿を迎えられるとのこと。これからも元気でご活躍を思う。会話の中で、視覚障害者となって、改めて、人は助け合い、支えあって生きて行く以外にないと、最近の殺伐とした社会に対する感想を述べておられたが、障害者福祉のあり方を含めて考えさせられる発言だった。
会議では3月27日に予定されているボランティアフェスティバルについてが主な議題であった。格差社会の中で貧困層が増大し明日の生活すらままならない、そんな人々、働きづらい社会でひきこもっている人々。障害を抱えて就職出来ない人々など社会的支援を求めている人々は増え続けている。社会的に考えて行く課題も多いが、ボランティア精神で救うことも出来るのでは・・・と、ボランティア活動の重要性を認識し、更に、そのためにもボランティアフェスティバルを成功させようと議論が続けられた。
ボランティア協議会には、80団体8,000人が登録している。この人々が一堂に会して開催するのがボランティアフェスティバルである。昨年初秋から準備が進められている。ボランティア活動の啓発と共に、諫早市の活性化を期待して昨年からアーケードポケットパークで開催されるようになった。今年で2回目である。準備を含めて全てボランティア活動として取り組まれる。いわば、労務の無償提供という善意での活動である。人の温もりが感じられる、そんなフェスティバルになればと思う。
立川勝先生をご自宅に送った。中庭を拝見させていただいて驚いた。片隅にお弘法さんが鎮座されていた。お聞きすると30数年前に上町から引っ越してきたときに、一緒にお連れしたとのこと。毎日、お供えがされていて実に爽やかなお地蔵さんであった。ここでも、お遍路さんの話で大いに盛り上がったのは言うまでもない。
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「仙人さん!次はいつ頃ですか?」と車の中から声をかけられた。何のことかピーン!ときた。「お遍路さんのことでしょう?」というとピッタシカンカンである。楽しく読ませていただいていますと嬉しい答えが返ってきた。次の発行は4月です。乞う!ご期待です。

先日は、お手紙でご助言をいただいた。新聞に日付が記載していないのは、後々のために改めたほうが良いのでは・・・との事。全く気付いてなかったので早速、次号から改めますとご返事をお返しした。

昨日は、とあるボランティア団体の方々と、活動資金捻出のための助成金を申請する打ち合わせ会を半日掛けて行った。活動資金と会員の高齢化はボランティア団体共通の悩みでもある。話し合いをしながら、このボランティア団体の代表が、10年間のボランティア活動を振り返りながら、「色々あったけど、本当に続けてきて良かった。人間として成長できた。ボランティアしていて自分が鍛えられたような気がする」と語った。ボランティアといえども、活動団体として継続するためには、そのリーダーはボランティアの域を超えて献身的な活動を求められることがある。いわば、自己犠牲が伴うのであるが、それを自己啓発と受け止められるということが、この代表の素晴しい考え方である。こんな人によってボランティア活動が支えられている。4月からは小生に対して、「お遍路講座」を開催してもらえないかとの相談もあった。小生はお遍路さんは日本におけるボランティア活動の原点だと思っていて、小生にとっても願ってもない機会だと思っている。どうなるか楽しみである。そんな一日であった。
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一昨日の鹿野農水大臣との説明会に長崎県は開門調査に賛成する議員に出席案内をしなかった。長崎県干拓室長によると、長崎県・諫早市・雲仙市が出した政府への開門調査に反対する立場に関する質問状への回答であるので、開門調査に反対する議員だけに出席案内を出したとのこと。要するに開門調査に賛成する議員を排除して農水大臣との説明会を実施したということである。そのことを友人に話したら「なんという心の狭さよ!、けつの穴の小ささよ!」と嘆いていた。対応の仕方が陰湿で、ほとんど、いじめに近い。否、村八分か!。
なんとも情けない。これが、我が長崎県の代表かと思うと実に情けない。判決が確定した今、行政がとるべき態度は、開門調査を受け入れるにあたって、どのような問題点があるのか、県民・市民の話し合いの場を設定して行くべきではないのかと思う。長崎県干拓室長によると、開門調査に賛成する漁民達にも案内は出していないということだ。要するに彼らは、鹿野農水大臣に「長崎県は開門調査反対一色でした」と菅総理大臣に報告させたいらしい意図がありありである。この間、行政(長崎県・諫早市・雲仙市)は、農業・漁業の両立のために、賛成・反対の立場を超えて、同じ土俵で話し合いのテーブルを用意してほしい。つまり、行政は中立・公平の立場を堅持してほしいとの要求を拒み続けてきた。再度、提起したい。「行政が行事役になって、話し合いをしましょうよ」・・・と。なんとも、後味悪い鹿野農水大臣の訪問であった。この問題は、長い歴史がある。ある漁民は「諫早市民の防災のため、協力してほしい」と農民をはじめ市民から懇願されて、干拓に賛成したと語っている。このことを背後地の農民の皆さん達にも是非理解してほしい。否、同じ第一次産業で働くもの同士、漁民の苦労も話し合えば分かるはずである。当事者の片方が締め出されるような偏った説明会では火に油を注ぐようなものでしかない。
「こぼればなし」
1月23日の市役所前、鹿野農水大臣への行動の中で、旗を持ってアピールしていると、色んな声が聞こえた。スピーカーで、がなりたてる議員を尻目に「あの議員(県議)は今まで開門反対なんか聞いた事がない。選挙の近まったけん、今日はえらい張り切っとらすたい」とか「もう開門は決まっとる」とかの囁き声、明らかに動員されてハチマキ締めている人々の声があった。また「このままでは、賛成・反対平行線のまま、なんとかせんばやろ」とか「諫早市民も多くの方々が開門調査を歓迎していますよ。是非、頑張ってください」との激励も受けた。
「追伸」
長崎県も全国でも開門調査に賛成する人が世論調査でも多数であることを付け加えたい。
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カテゴリ : 諫早湾干拓開門調査
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土日は干拓問題で行動をしたが、街全体も、鹿野農水大臣が諫早入りすることもあって、干拓問題で一色という感じだった。土曜日には防災講演会、昨日は、干拓地周辺を視察して回った。途中、視察を中断して市役所前で鹿野農水大臣の激励行動があった。
干拓問題でいつも思うことであるが、私たちはあらゆる取組みが門戸を開放している。つまり、「農・漁の共存のための話し合い」を前提としていることである。諫早市役所前の集会では、「開門絶対反対」を声高に叫ぶ異様な雰囲気の中で、我々に対しても野次、怒号、挑発が繰り返された。まさに異様で、民主主義の原点である話し合いすら拒否する雰囲気があった。誰にでも表現の自由、思想信条の自由は保障されなければならないのに・・・。
もひとつ。判決は確定しているのである。干拓営農者、背後地の皆さんへの対策は十分にしなければならないことは論を待たないが、問題は長崎県や諫早市、及び特別公務員としての議員の態度についてである。法治国家であり、判決の重みを一番わかっている人々である。判決が気に入らないからといって守らなくて良いのなら司法はいらない。秩序も保てない。判決確定前に地元に相談してほしかったという考えには理解しつつも、法を守るという立場で冷静に行動しなければならないのは国をはじめ行政機関、議員達ではないのか。
またまた摩訶不思議。自民党は一貫して開門調査に反対してきたから、その主張はそれなりに筋が通っている。だが、問題は民主党である。今、「マニフェストを守れない」から国民からそっぽを向かれている。実は干拓開門調査も民主党の政策であり国民に約束した公約であると言うことである。諫早湾干拓事業について「INDEX2009」という政策集について、下記の通り記載してある。
諫早湾干拓事業については、干拓事業と有明海の環境変化との因果関係について科学的知見を得た上で、地域の意見によって有明海の再生に向けた取り組みを推進します。潮受堤防開門によって入植農業者の営農に塩害等の影響が生じないよう万全の対策を講じ、入植農業者の理解を得ます。
明確に開門調査の方向性を党是としているのが民主党なのである。
自分達の党が決定したものに対して、反対をしていく。全く正当な党としての機能がマヒしているとしか思えない。まさに「天に唾」するのにふさわしい。しかも自分達が選んだ政府に対してである。
民主主義のルールは、決定するまでは徹底的に議論し、決定したら、その決定を守るというのが基本である。
開門調査について、最近の世論調査でも開門調査を指示する人々が60%にのぼっている。
昨日の行動を見ていて、確かに国の政策に翻弄され続ける農民や背後地の皆さんの苦悩もわかる。同時に漁民達を見捨てることは出来ない。その事も重要なことである。
同時に、諫早市民にとって、本明川を再生させる。汚れきって、自然環境破壊が懸念される調整池の水質改善。これらもとても大事なことである。孫子の代にきちんとした形で残していきたいと思う。
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多良岳の仙人

Author:多良岳の仙人
昨年還暦を迎えたのを節目として、「第二の人生」をどう生きるのかという課題を背負って、60年の人生を振り返り、これからの自分探しをテーマに四国八十八箇所のお遍路に行った。1400kmを「通し打ち」を敢行し無事38日間で結願した。今夏、高野山奥の院へ参拝。無事満願を果たした。


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