しばしのぜいたくな夜を過ごした。
大村・シーハットでベンチャーズ公演があったので、連れ合いと出かけた。連れ合いには1週間くらい前までは内緒にしていたのだが、実は、連れ合いは今年還暦を迎える。そのプレゼントとして密かにチケットを購入していたのである。結婚して33年、よくもまぁ!・・・と想うこと、しばしばで、そんなこんなお礼を込めてささやかなプレゼントであった。

ベンチャーズの演奏も小生は2回目であるが素晴らしかった。
ベンチャーズ、ビートルズ、フォークソングといえば団塊の世代の青春時代の代名詞である。
♪ダイヤモンドへッド、キャラバン、十番街の殺人、京都慕情♪etcなつかしの曲が目白押しでついつい身体が左右に揺れてリズムをとっているのか心地よい。

すばらしい演奏に酔いしれながら、青春時代が脳裏をよぎる。
音楽は実に心身のリフレッシュに効果的だ。演奏が終わり帰るときはルンルン気分である。
少しは、連れ合いに恩返しができたかなと想う。

さてさて、我が夫婦も人生を一巡して第二の人生に入る。どんな人生が待っているか、エレキギターのような軽快なリズムに乗って、明るく楽しい人生であってほしいと想う。なにかそんなことを予感させるようなベンチャーズ公演であった。

ベンチャーズから元気をもらって、明日から日常生活が始まる。
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朝からは、ろうきん友の会の囲碁クラブ。入会後、今日が初参加、つまり初対局であった。新人として「囲碁(以後)よろしく・・・」といった心境である。対戦成績は・・・?

午後からはボランティア理事長をさせてもらっている精神障害者通所施設=NPO法人HOTHOTBOXの月例理事会であった。ひきこもりを含めた心の病について、議論が沸騰した。理事の中には、大学教授、民生委員、自立移行支援員、作業所職員、統合失調症当事者、家族会、ボランティア、社会福祉協議会職員など15名程度の色んな職業の人がおり、現状と課題について真剣に有意義な話し合いがもたれた。障害者自立支援法後の障害者福祉の行方にも注目が集まった。

夕方からは手話奉仕員要請講座(基礎)を受講。なかなか理解できなくて憂鬱になる。でも、続けることでなにか得るものがあるのでは・・・と気力だけで受講している。やっと折り返し点。まだまだ苦難の道は続く。でも、受講生の皆さんとの会話は実に楽しい。それだけが唯一の救いである。
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日々の想い!

2010年08月30日(月)
先週末、月例の市議会全員協議会があり、内部告発による酒席での残業手当問題についての見解と遡って調査をする旨、総務部長・職員課長より報告があった。2~3の質問は出たが、酒席での時間外は正当性がないことで確認できたように思う。後は調査結果を見て、処分まで含むのかどうかの結論になるだろう。

今日の状況を見てみると、内部告発した方の告発内容に沿う形で進捗しており、更に核心部分にふれるような調査結果もありえる状況になっており、時期を得た内部告発だったと言える。おそらく、思い悩んだ挙句、勇気を振り絞って告発に及んだのではないかと思うが、その行動を称えたい。同時にこのような形で職場改善を迫られる職場モラルにも問題なしとは言えない。

これを契機に健全な時間外労働のあり方、コンプライアンスの徹底、そんな市役所内の職場作風が形作られていくことを願わずにはいられない。この問題は、まだまだ根が深い部分もあるので一般質問でも追及したいと思っているが、とりもなおさず、内部告発者を正当に評価することが大前提である。小生は内部告発者が誰でどういう人物か知らない。(全議員に内部告発文書は配布された)例え誰であったにしても、今回の問題で不当な扱いは許されない。犯人扱いなどはないと思うが、そのことが、小生としては一番の関心事である。おそらく民間企業であれば信用失墜したであろう事態をきちんと受け止めてほしい。
これからの行方を注意深く、長いスパンで不利益取扱いがないか、じっくり見極めたいと思っている。

先週、ハローワークを訪問して現在の雇用情勢についての資料をいただいた。
ついでに、求人情報をパソコンで検索してみた。パソコンの前には老若男女、ごった返していた。駐車場も順番待ち。小生は自転車だから一向に構わないのだが・・・。
パソコンの前に座る。検索条件「60歳代、諫早市近郊の職場、常用雇用、技術職」と入力、とりあえず希望する職種を検索してみた。12万から16万円の賃金が表示される。医療などの専門職になると30万円の月給というのもあるが稀だ。検索条件を次々に変更して検索する。派遣、臨時、ハートなど非正規雇用などの求人が、感じとして50%くらいあるように思う。労働者派遣法が働く人たちの労働条件の切り下げに大きな役割を果たしていることを実感する。

続いて、ハローワークの専門官を尋ねて資料をいただいた。
全体の有効求人倍率は0.45位で相変らず厳しい雇用情勢が続いているが、更に驚いたのは若者を取り巻く深刻な雇用情勢である。先ほどのパソコン検索でも明らかになったのは20代、30代の人たちでも賃金が12万から16万程度で非正規雇用の求人も多いこと。特に深刻だったのは20歳代の「女性事務職」にいたっては有効求人倍率が0.09倍と、ほとんど働き口が無いということである。
雇用情勢のあまりの深刻さに呆然としながら、「待ったなしの、こんな状況なのに、民主党代表選挙?、そんなことやっている暇がどこにあるの?」と言いたくもなる。子ども手当て、高速道路無料化などマニュフェストは守られそうもないが、同時に、労働者派遣法改正など働く人たちの現状改善が最優先ではないかと思ったりもする。

市議会も9月定例会が9月3日から始まろうとしている。
市民目線で精一杯取り組んでみたいと思っている。
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夜空のオリオン座に和む

2010年08月29日(日)
今朝、5時に目覚める。窓越しにオリオン座が輝いている。
真ん中の三連星を見るといつも、囲碁の布石の一つでもある三連星を思い出す。
この間の暑かった時期、空を見るということが少なかったように感じる。特にじりじりと太陽が照りつける日中の恨めしいイメージがあって、夜も星空を見上げることが少なかったのかもしれない。そういう意味では、朝晩少しづつ秋らしくなって気持ちに余裕というか、そういうものが出てきたのかもしれない。これからは、星空がきれいなシーズンに入る。

星空のイメージとしては、願い、希望、未来、祈りetc明るい印象がある。
♪見上げてごらん!夜の星を・・・♪、♪僕の行くところへついておいでよ。夜空には・・・♪、♪夜空の星に祈りを捧ぐ・・・♪。こんなメロディーが浮かんでくる。歳がばれそうである。
それと囲碁の三連星を採用したのは、たしか武宮というプロ棋士ではなかったかと思う。彼の棋風は「宇宙流」といわれた。夜空を見上げると、正に数十億年という宇宙の果てしない歴史を感じる。

目覚めて暫くオリオン座を眺めた。
「星にも勝ち組と負け組みがいるのかな?。だって、相撲や野球などスポーツでは、勝ち星、負け星というではないか」と、くだらない駄洒落に含み笑いをしながら起床した。

1時間の読書後、散歩に向かう。最近は朝食抜きの1日2食に切り替えたので朝食の手間は省けた。
集落の守り神「お弘法さん」(お地蔵さん)にお参りしながら、そういえば、空海さん(お遍路を満願してから、弘法大師・空海を小生は親しみを込めてそう呼ぶようにしている。)は空と海をただただ眺めながら土佐の洞窟で修行に励んだことを思い出す。宇宙の歴史からすれば「空海生誕1,200年」はそんなに長くない。その空海さんが信仰する大日如来は宇宙の仏様といわれる。神秘に包まれる宇宙のなかの、ほんのちっぽけな地球、人類の在り方を空海さんは問うているのではないかと思う。毎日唱える般若心経は、262文字だったと思うが、その中に「無」とか「空」という言葉が何回も使われている。小生は般若心経の真髄を知る由もないが、勝手に「人生は宇宙のようにあるようでいて無い。無いようでいてある。しかも、それは空気と同じようなもので人類にとってなくてはならないものではないか」と考えるようにしている。つまり、生かされているということだ。

果てしない宇宙、星空を眺めながら、ちまちました日常にあまり振り回されず、宇宙船に乗った気持ちで日々を過ごすことにするか!・・・と、一人つぶやく。
「追記」
 宇宙船には乗りたいと思うが、飛行機に乗れない小生は、果たして宇宙船に乗れるか、宇宙人に聞いてみる以外になさそうである。
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暑さもなんのその。泉町公民館で将棋教室。こどもたちは元気ですが先生は???画像 054
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谷川浩司九段の揮毫

2010年08月28日(土)
今夏、高野山大学の夏期講座を受講した。高野山に惹かれたのはもちろんであるが、もう一つの理由として、8人ほどの講演者の中に将棋の谷川浩司九段の名前を見つけたからでもある。神戸出身で阪神大震災に遭遇、お寺の住職の子、定評ある「光速の寄せ」など、興味をそそる人物像に一度接してみたかった。

講演の内容は、小生が期待していた内容とは少し違っていた。(高野山であるから、お寺の事とか大震災の記憶とか話してくれると思っていた)。将棋のプロ棋士達は、どんな感じで将棋に向かい合っているかと言ったような話しであったが、たかが将棋なれど、人の人生を一変させる。例えば、将棋ファンならご存知だと思うが、大山・升田という永遠のライバルの、あるタイトル戦の決戦場が高野山であった。当時はまだ升田が実力は上と言われていたが、この対局、終盤に升田に痛恨の緩手がでて敗れてしまう。もちろん、間違わなければ升田が勝っていた。

こんな幸運もあって、大山は一気に升田を追い越して黄金時代を築いていく。たった1局のしかも相手の間違いによる1局からである。そんな話や、パソコンに将棋対局のデータは2万局位保存されているが、1局として同じ局面はないというからすごい。囲碁(19×19)と違って、将棋盤はわずか9×9=81しか動く範囲がないのにである。

谷川浩司も天才と言われた一人であるが、将棋を始めたきっかけは、お父さんである住職が。お寺の中にばかりいて外で遊ばないから、将棋を通して人と交流することをのぞんで習わせたという話を聞いたことがある。何事も初めは平凡なきっかけであることの典型である。

そんな谷川九段の扇子を買ってきた。「飛翔」と揮毫がある。揮毫は座右の銘みたいなものであろう。トップを極めてなお「飛翔」とは恐れ入る。おそらく一生研鑽という意味だろう。
その扇子を持って、今日は将棋教室に行く。子ども達の中から「第二の谷川浩司」が生まれないとは限らない。子ども達は無限の可能性を秘めているものである。
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昨日、海上自衛隊佐世保基地の護衛艦「まきなみ」が、ソマリア沖での海賊対処行動のため佐世保を出港した。
佐世保地区労が呼びかけた抗議集会にかけつけた。
海賊対処法案(正式名称「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法案」)は昨年自公政権の下で成立し、菅内閣になって1年延長された法案である。
法案が成立するまでは、ソマリア沖などのような日本の領海外で行われる自衛隊の警備活動は、海上警備行動(自衛隊法82条)として行われてきた。そして護衛の対象は、日本船籍の船、日本企業の運航する外国船、日本人が乗船している船に限られ、外国船を護衛することはできなかった。また、武器の使用についても制限゙があったがそれは、、憲法9条との関係から、海外での自衛隊の活動を限定すべきだという理由であった。
だが、海賊対処案は、護衛の対象を拡大し、日本関係の船舶だけでなく他国船舶も保護対象とし、武器の使用も拡大、他国籍の船籍も護衛できるようになっている。明らかに憲法九条に抵触するような、一歩間違うと戦争に巻き込まれる危険すら想定される行動なのである。
日本の領土を守るため、つまり専守防衛だった自衛隊が海外で行動する。それでよいのだろうか?
何故、海賊が出没するのか。日本の国際貢献とはなにか。憲法との整合性は?etc平和でありつづけるために、色々と考えさせられた集会だった。

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昨日帰りにお百姓さんと語る。田んぼの畦道の草刈作業の手を休めて話しかけられた。
丹精込めて作った稲が、実りの秋を迎えるにあたって、現在の心境を語ってくれた。
「仙人さん!ほら、これがいのししの足跡ですよ。困ったもんですたい」・・・と。あちこちにあった。なんとか今年は被害に遭わないようにして来年は柵をするという。それでも8町歩あるというから大変だ。罠をかけたり工夫はされているのだが、なかなか効果がないそうだ。そんな会話の隙間を風が吹きぬけていく。なんとも一服の清涼剤みたいに心地よい。すこ~しづつ秋の気配を感じるようになった。
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今朝、出掛けに小一時間、読んだ本の中に「やせ我慢」という一節があった。柳田国男著「日本の昔話」の中の一節だ。何日か前のブログに偶然「やせ我慢」と題した記事を書いたので、目に付いた。面白かったので読者にも紹介したい。この猛暑を乗り切るための一服の清涼剤にでもなればと思う。
「以下、引用である」 
昔々ある威張った武士が、田舎の農家に来て泊まりました。今晩はひどく寒い。蓙(ござ)でも掛けて寝てくださいというと、身共はたびたび軍(いくさ)に出て、いつも野宿に物を掛けて寝たことなどはない。無用なことだと言ってごろ寝をしました。そうすると夜中に寒くなって来て困りました。それで家の者を起こして、おいおい亭主、この家の鼠には足が洗わせてあるか。いやそんことはいたしませぬ。そうか、それでは踏まれると着物がよごれる。蓙を出してくれ、掛けて防ごうと言ったそうであります。「引用終わり」

なんとも、武士は食わねど高楊枝、見栄はって我慢するのも一苦労である。
街で暮らす娘から「クーラーの無かとは非常識よ」と諭される。小生「クーラーは無くとも不自由せん。身体にも経済的にもラークー(楽)」と、しゃれて一件落着。仙人の、やせ我慢も武士に劣らずたいしたもん、と一人悦に入っている。
朝晩は涼しくなった。仙人村は少しづつ秋の気配である。
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大変な反響のようである。
もちろん、市職員の内部告発への反応である。だが、内部告発に対する評価はどうだろうか?。
「公益通報者保護法」は食品偽装が内部告発によって相次ぎ、通報者が不利益を蒙ることがないように、また、企業の利益より、国民のつまり公共の利益が優先されるとした法律である。今までにも、内部告発によって食品偽装が明らかになり、結果として偽装した食品の犠牲に国民がならなくて済んだ。だが、企業は雪印食品を筆頭に倒産に追い込まれた。消費者を欺くことは企業の社会的責任として認められなくなった。結果的に倒産に追い込まれるのである。雪印だけでなく不二家、船場吉兆などが倒産に追い込まれたのは記憶に新しい。以来、コンプライアンス(法律遵守)に則る企業経営が求められるようになったのである。「公益通報者保護法」が成立するまでは内部告発者の犯人探しに終始し、解雇、左遷など内部告発者の人権が脅かされてきた。

でも、以前から正義感に燃えて内部告発を貫いた人たちは数多く存在する。その典型は現在、阿久根副市長になった仙波敏郎さんではないかと思う。現在の副市長の仙波さんに対する評価は以前のブログにも書いたが、警察官当時の仙波さんは、偽領収証にサインしなかったばかりに、優秀で志高く正義感に燃えた熱血青年警察官・仙波敏郎は閑職と左遷の連続で定年までの警察官人生を棒に振った。このような歴史があって「公益通報者保護法」が出来上がったと小生は思っている。

であるから内部告発はけっして悪いことではないのである。否、むしろ国民の利益(安心・安全)につながるのである。だが、時には、勇気が必要だし、時と場合によっては進退を賭ける場合だってある。強いもの、長いもの、職場の悪しき伝統などには、呑み込まれてしまいそうになるのが一般的である。だから、今回の問題も、職場のコンプライアンスや市民の利益を思っての内部告発であれば、実に勇気ある行動だと思う。

今回の内部告発文書を公にしたことによって様々な反響が寄せられている。しかし、情報公開は民主主義の根幹に関わる問題であって、情報開示することによって、結果として職場のコンプライアンスが確立され、市民の利益に結びつけることが重要になってくると思う。

先の諫早湾干拓関門調査反対のための市役所内・勤務時間中の署名活動にしろ、今回の問題にしろ、市民の立場で何が問われているのか、しっかりと見つめていきたいと思っている。
カテゴリ : 社民党・諫早市議会
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テレビはほとんど見ない。従って、新聞のテレビ番組の見ることはない。その分、インターネットに向かう時間が長いから一概に善し悪しは言えないのだが・・・。
マンガについてもそうである。ほとんど読んだことがない。一度こんなことがあった。社会人になった息子に「三国志」の本を薦めたことがあった。さっそく息子から「三国志、面白かったよ」と報告があった。でも良く聞いてみるとマンガで読んだとの事であった。あらすじを解るくらいならマンガでよいのだが、心の底から深く理解するには読書が必要である。

ところが友人から漫画を薦められた。全4巻でマンガにしては大作である。本の名前は「中村天風」である。明治から大正、昭和をまたにかけて活躍した人物で日本人初のヨーガ行者で天風会を創始し心身統一法を広めたことで知られる。「表面的で薄っぺら」なマンガのイメージ゛しか持っていない小生であるから、薦められたときに一瞬逡巡したが、友人もそのことに気付いたのか「とにかく読んでみんね」と言われて、昼休み時間に読むことにした。
ところがどっこい、なかなか面白いのである。

ガキ大将の暴れん坊で手のつけられなかった少年が、日清・日露戦争などでスパイ活動、捕らえられて銃殺刑の寸前、九死に一生を得る。ところが、30歳の頃、当時は不治の病であった肺結核にむしばまれる。治療方法を捜し求めて外国をさ迷い歩く中、絶望のどん底でカイロでヨーガの聖人・カリアッパ師と出会う。ヒマラヤで3年近くの修行を終えて結核を克服して帰国する。実業家として財を成すが、ある日、突然なにもかも投げ捨てて心身統一法の普及のための辻説法を始める。そんな人物の物語であった。

友人がこの漫画を小生に薦めた理由がわかったような気がする。
一流になる人は、どん底を経験している人が多い。「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん。万策尽きて裏山で死ぬためにロープ一本持って登る。そこで、目の前で「リンゴの木のリンゴ」を見けつる。「山では誰も肥料も農薬もやらないのに、何故リンゴが実をつけるだろう」・・・。そこで、ひらめいたことが絶対不可能といわれた無農薬リンゴ誕生のきっかけとなった。(実は木村さんが山で見たものは、リンゴではなくどんぐりだったのだが、思いつめた木村さんにはリンゴにしか見えなかった)。「カマド消し」(破産させる)といわれた男が9年かけて蘇った瞬間である。

中村天風なる人物も不治の病や銃殺刑寸前から息吹き返し復活する。

逆に広田弘毅は城山三郎「落日燃ゆ」に紹介されているが、戦争について一切の弁明をせず、責任をとってA級戦犯として処刑される。

そんなこんな本を紹介してくれる友人が、小生に言いたいことはなんとなくわかるような気がする。この前は98歳のおばあちゃんの詩集を紹介してくれた。要するにたった一度の人生をどのように生きるか?。多分、友人もそのような同じテーマを考えているからこそ小生にも色んな本を薦めてくれるのであろう。

「木を見て森を見ない」とよく言われるが、友人に言わせると「上を見て下を見ない」ということらしい。
これは木村秋則さんの悟りであるが、「リンゴの木ばかり眺めて、リンゴ作りを考えていたが、もっとも大事だったのは地下、つまり土作りだった」ということ。これは、昨今の児童虐待、高齢者行方不明、序苦肉教職の新自由主義、格差社会を考える時など、全てのヒントになりえるものだと小生も思う。「上を見ないで下を見ろ」である。

漫画もたまには良いなぁ!。そんな感想と一緒に本を友人に返却した。
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プロフィール

多良岳の仙人

Author:多良岳の仙人
昨年還暦を迎えたのを節目として、「第二の人生」をどう生きるのかという課題を背負って、60年の人生を振り返り、これからの自分探しをテーマに四国八十八箇所のお遍路に行った。1400kmを「通し打ち」を敢行し無事38日間で結願した。今夏、高野山奥の院へ参拝。無事満願を果たした。


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