27日の農水省検討委員会の報告を受けて、あわただしい動きが続いているが、5月1日には開門反対の集会が開かれるという。
その決起大会の動員票を見せてもらった。背後地(小野・森山など)の皆さんを中心に2,000名規模で開催するとある。
その動員計画の中に、諫早市(50名)が計画されている。諫早市役所からの動員なのだろう。
そのことを別にどうこういうつもりはないのだが、例えば、明日の集会が通常日の勤務時間帯に開催され、その集会に諫早市役所から参加したとなれば話は違ってくる。

それが、先般来取り上げている業務用パソコンを使って業務中に署名活動を要請したりしたことの本質的問題なのである。つまり、勤務時間中の署名を「職員の業務の一環」としてとらえるとの市当局の見解であれば、当然、勤務時間中に開催される集会にも参加してよいことになる理屈である。

そうなった時に市民はどのように思うか?と問題提起をしている。

公務員であろうとなかろうと勤務時間以外の私的な時間は自由な時間であり、法律など社会の一般的ルールを守る限りなにをしても自由である。自由な時間に自由な意思で自由な署名活動をしたいものである。
カテゴリ : 諫早湾干拓開門調査
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要約筆記会定期総会

2010年04月28日(水)
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要約筆記という聞きなれないボランティアクグループの定期総会が開かれた。
聴覚障害者をサポートするボランティアである。
特に、中途で難聴になると手話になじめず、そうかと言ってコミュニケーション手段を確保できない。そんな人たちが利用する。

実際には、研修会・講演会などで字幕として言葉を伝える手段と、ノートテイクと言ってマンツウマンで寄り添って筆談による通訳する方法がある。

わずかに15名のボランティアグループであるが、和気あいあいとした雰囲気で日夜研修に励んでいる。
体験してみると良くわかるのだが、人の話しを書き写す訳だが、話すスピードと書くスピードは全く違う。だから、話の内容を要領よく要約して書き出すのが使命である。実際にやってみるとなかなか難しい。更に、最近は漢字が読めても書けない人が多く、いわゆる「パソコン病」にかかっている人が多い。書いてみるとなかなかの苦労である。しかも、講演会などでは数百人が見ていることもあり、誤字脱字をしないようにするには日頃の研磨が大事になる。

そんな苦労話に花が咲いた本日の総会であった。
障害福祉行政の末端でこんなボランティアに励む人たちがいた。
カテゴリ : ボランティア
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民間企業では一昔前からコンプライアンス=法律遵守という言葉を用いて、企業の法律に則った企業倫理が追求されてきた。発端は、偽装問題であった。
当時、内部告発による製品偽装事件が多発した。「企業の常識、社会の非常識」と比喩されて、会社さえ儲かれば社会のことは二の次という風潮があり、一時的には企業が繁栄しても、社会からの痛烈な批判を浴びて没落する企業が続発したのを契機に、法律を遵守した企業経営が浸透していった。企業モラルの確立ということもできる。

今回の諫早市役所の場合はどうか?
企業に例えれば、「市役所の常識が社会の非常識」になっていないか。
社長(市長)が、「やれ!」というから署名活動をした。それは、市役所の常識ではないですか?
社長(市長)はコンプライアンス精神は持っておられるのであろうか?

持っておられるのであれば、「公務員は勤務時間中は市民全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」ということはお分かりであろう。

また、勤務時間中に職務権限を伴う組織を動かして署名活動をすることが、「職務命令」に近い、つまり上司の命令に近い形で、拒否しにくいこと、つまり諫早湾干拓開門調査の「踏絵」を職員にさせたこと。

更に更に、総選挙や知事選挙の政策課題にもなり、政治的色彩の濃い問題を勤務中に職員に要請することは、憲法の保障する「表現の自由」を制限することになりはしないか。

とにもかくにも軽率で配慮に欠け、公務員倫理にもとる行為と断罪されても、あまりある。
カテゴリ : 諫早湾干拓開門調査
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諫早市役所(干拓室)が業務用のパソコンを使って干拓反対の署名を要請したことは間違いなさそうである。
聞くところによると、市庁舎界隈では「市長が掲げる政策の一つだから市職員が署名に協力するのは当たり前だ」との声があるそうだが、果たしてそうか。

例えば百歩譲ってそうだとしても、結局は税金を使って署名活動をしたことになりはしないか。

そんなことをしてもらうために納税者である市民は税金を納めているのだろうか?。汗水流して得た収入の中から・・・。

小生はこう考える。
例え市長の考えがあったにしても、公務員としての仕事は、干拓の開門調査に反対であろうが賛成であろうが市民には公平・平等に接する義務があるのではないか。すくなくとも仕事時間中は。
そんなに市当局が職員に対して干拓反対の署名をしてもらいたかったら、時間外に協力依頼すればよいではないか。

仕事がなくて明日の生活に窮している人が多い。そんな市民が、こんなことを耳にしたらどう思うか。

職員に署名を要請した当局の、行政のあるべき姿、つまり、バランス感覚の欠如にあきれてしまう。
やはり誰が考えても、この種の署名は時間外の私的な時間に自由意志に基いて実施するものというのが一般的に常識であり、われわれが取り組んでいる、一人ひとりに対して説得し納得して署名集めをしている者や署名に協力してくれた人に対する冒涜である。
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新聞報道によると、長崎県庁や諫早市役所で、諫早湾干拓排水門開門調査反対の署名が取り組まれたという。
職員が時間外に自主的な意思で署名活動する分には、何も問題ないと思うのだが実相はこうだ。

諫早市の場合、開門調査絶対反対の団体から干拓室に署名の依頼があった。
干拓室は(おそらく上長の指示をあおいで)業務用のパソコンで業務中に各課にメールで署名の依頼をした。

そこで、市当局は強制をしていないから、全く問題ないと取材で述べたそうだが果たしてそうだろうか?

依頼したメールには、こんなことが書かれてあったという。
①署名用紙は職員各自に1枚渡す②家族や友人を含めて多くの署名を集めてほしい③期日までに各課で取りまとめて干拓室に提出すること。

このメールの内容を住民の皆さんはどのように判断するだろうか?
小生は次のように思う。
①職員は上司から指示されれば従わざるを得ないのではないか。
②この署名協力依頼は職員に対して干拓問題をどのように考えているか「踏絵」になりはしないか
③業務用のパソコンや組織を使って仕事中にお願い(指示ともうけとれる)や集約をするということは職員の職務範囲なのかどうか。
以上のことから、法令や条例にどうかという前に、今日の政治・政策課題となっている問題に対して、職員を使って一方に加担するということは、最高責任者である市長の態度として、市職員はもとより、賛否渦巻く住民に対する配慮が欠けており、モラルの欠如であると言われても仕方ないのではないかと思う。

諫早市職員服務規程には次のように記載されている。
第2条 職員は、市民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、職務の遂行に当たっては、親切、正確かつ迅速を旨とし、全力をあげて職務に専念しなければならない。

今、納税者である市民は、厳しい現実の中で日々働いて、納税義務を果たしておられる。そのような市民から見て、今回の署名の顛末はどのように映るだろうか?。そんな余裕があるのなら・・・。

住民の皆さんはどのように考えられるだろうか?。

【追記】
1 先に行われた長崎県知事選挙に関する新聞各社の世論調査では、全ての新聞が開門調査を求める意見が一番多かったと報じた。
2 諫早市役所で集約した署名の数は干拓室で集約された模様だが、取材に対して集約した署名数は公表しなかったという(理由は不明)
3 「諫早湾干拓開門調査を求める市民の会」は毎週・街頭で市民の皆さんに協力依頼をしたり、アーケードで毎日、辻立ちしたりして署名を集めている。また、個人で一軒一軒訪問して協力依頼している人も多数いる。組織ぐるみで取り組んでいるものはほとんどない。そして、一人ひとりの自由な意思として集約した署名が7,000筆を超えたことを報告したい。
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我家のふじの花が満開である。毎朝、眺めながら散歩する。最近は雨が多くて、それはそれなりに楽しいのだが、やはり青空が良く似合う。
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散歩の道々の草花も春を満喫しているらしく咲き誇っている。
小生が毎日参拝するお弘法さんもツツジの花に囲まれていた

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それと山菜も今が盛りである。この時期は集落の人口が数倍に増える。街から山菜採りに来られるのだ。わらびが中心のようである。我家では、昨年、隣のお百姓さんからダラの芽を分けていただいて植えつけた。今年は雨が多いこともあって、ダラの芽の生育がすごい。毎日、てんぷらで食している。

こんな田舎暮らしをしていると、新幹線とか諫早湾干拓とか大開発がなんともミスマッチのように感じられる。自然のままが一番である。旬のものを味わうことの幸せすら感じる。
人間も自然界の一員なのだから、できるだけ自然環境に順応して生きる。そして人類にとって、どうしても必要な最小限の開発をさせてもらう。人間による人間のための自然破壊はごめん蒙りたいものだ。

そういえば「環境保全型農業」として華々しくデビューして「諫干ブランド」として売り出したい干拓の農産物であるが、実態はどうか?。
でも、小生にとっては中山間地の農業者の人たちのことが気にかかる。既に耕作放棄地が27%に及ぼうとしている。跡取りの問題、高齢化の問題は深刻である。防災も含めて干拓を正当化したいために営農をPRしているような気がしてならない。既存農家に対してはどのような手立てをしていくのか。

議会報告を手配りしながら、農家の人から「開門すれば干拓農業がだめになる」と何回となく聞かされた。小生は干拓農業はダメになることはないが、百歩譲って考えても、干拓営農は既存農家のために決してプラスにはならないと話してきた。防災とか干拓営農とかのうたい文句に振り回されて、足元を見失っているお百姓さんが多くいた。

でも、やがて見直される時期が到来する。
漁業者が「毒水」と呼ぶ調整池の水を使って農産物が作られている。アオコを含む調整池の水質悪化は市民の健康被害を惹き起こす可能性すら指摘されている。だから、そういう意味でも開門調査が必要であり、4月27日には検討委員会の結論がでる。

誰のための何のための公共事業か?まもなく審判が下されようとしている。
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プロフィール

多良岳の仙人

Author:多良岳の仙人
昨年還暦を迎えたのを節目として、「第二の人生」をどう生きるのかという課題を背負って、60年の人生を振り返り、これからの自分探しをテーマに四国八十八箇所のお遍路に行った。1400kmを「通し打ち」を敢行し無事38日間で結願した。今夏、高野山奥の院へ参拝。無事満願を果たした。


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