急遽決まった議事日程。前日の議会運営委員会で、農水省が開門準備のための測量・設計業務などを入札したことに対する抗議文の上程が開会冒頭の議事日程にのぼった。ところが、本会議開会寸前、もちろんテレビ放映されていなかったが、議会運営委員長とM議員が激しくやりあう。M議員いわく「自分は抗議文に賛同した記憶はない」と。とりあえず、本会議を開会して議運委員長から「緊急の議事運営委員会を開催する」と発言。さっそく休会となり、議運が開かれ、議長と決議に反対する3名の議員(西田・中野・田添)とM議員を除いた29名の賛同者で抗議文が上程された。
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衝撃的な映像からこの集会は始まった。ユスリカの大群であった。諫早市在住の元教師・桃下氏の調査研究発表の映像であった。蚊柱が林立する凄い映像が映し出されていた。風向きによっては太良町まで達するという。その数、推定で1億匹。なんとも凄まじい光景であった。

「小長井町での結婚式場にユスリカが飛び込んできて往生したバイ!」と以前、聞いた事があった。小生自身も北部排水門の所で下車して排水門上の横断歩道を歩き始めた途端に大量のユスリカに行く手を阻まれて、慌てて引き返したことを思い出した。

「日本名がまだついてない」という珍しいユスリカ。桃下氏は通称「タバルユスリカ」と呼んでいる。(小長井町に同名の地名がある。なにか因縁めいたものを感じる。)

諫早市はかつて、この堤防道路を観光地として大々的に宣伝していた。行政視察を中心に「観光客」もかなり押しかけてきた。そんな他県の人々をタバルユスリカが「大歓迎」したが、今は、観光地としての宣伝も観光客も途絶えた。

開門調査に反対する人にとって、どうしても払拭することが出来ない調整池の汚染の結果としてのユスリカ、アオコなどによる環境破壊、「第二の水俣病になるかもしれない・・・」と心配する漁民のつぶやきがとても印象に残った。

こんな衝撃的な映像から干拓開門調査判決確定1周年集会は始まった。
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昨日「仙人さん!とにかく干拓堤防道路を視察してください」との電話をうけた。飛んで行きたかったが、身体は一つ、さっそく今朝一番で出かけてみることにした。
まだ、朝の通勤ラッシュとすれ違うように、干拓堤防道路を目指して車を走らせた。
中央展望所まで行ってみた。長距離トラックの休憩所みたいになっている。一般車両はほとんど駐車していない。
暫く様子を見て、いつものように北部排水門に駐車して、つぶさに観察することにした。
昨日の友人の言葉が蘇った。大げさではなかった。大歓迎を受けた。反面教師として「これぞ、まさに諫早新名所」と半ば、絶望的に唸ってしまった。調整池周辺ははどうしようもなく環境悪化に見舞われていた。
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1957年(昭和32年)諫早大水害の犠牲となった630名の犠牲者への慰霊と鎮魂を込めた54年目の川祭りが開催された。今年は、東日本大震災の復興を願って例年より多い2,000発の花火が用意された。

真夏の夜空に打ち上げられる花火に見惚れながら、開会式に挨拶した3人の言葉が脳裏をかすめた。
防災に対する諫早湾干拓の効果について、三者三様であったように思う。
諫早商工会議所の挨拶は「枕を高くして寝られるようになった」と干拓の防災効果を強調した。諫早市長は「高潮対策と後背地の冠水対策に効果」と発言した。国土交通省長崎工事事務所は「ハード(設備面)の対策は昭和32年並の大水害の降雨量に対しては不十分」と発言した。

花火を眺めながら「どうも枕を高くして眠られるのは1部の地域だけでは?」と疑心暗鬼になってきた。しかも、その効果も、調整池のマイナス1mの水位コントロール程度の効果で「果たして大水害並の降雨には諫早全域水浸しになるのでは?」と、ますます不安になってきた。これじゃ、「相当、丈の高い枕を用意しとかなくっちゃ」と思う。

裏づけがある。図書館で展示されている国土交通省のパネル展。諫早大水害並の降雨で2m以上水没する街が相当広範囲に及ぶことが展示されている。
国土交通省の所長が、防災に関する本明川と諫早湾干拓の関係を一切触れないのは、至極当然のように思う。

干拓の防災効果がどうであれ、開門調査は法的には既に決着がついていて開門する以外にない。であるならば、国に対して、開門の準備として内部堤防の補強工事や排水対策などを要求して設備面を強化して開門に備えるのが賢明な選択肢であると思う。ただでさえ失業者が溢れている。この際、公共事業として干拓を活用して雇用対策を強化することが必要ではないか。

それと、調整池の問題である。開門に反対する人でさえ、水質汚染によるユスリカ・カメムシ・アオコなど有害物質に手を焼いている。地元の人には周知の事実なのである。その対策として有効なものは見出せないでいる。

更に、本明川が死にかけている。否、瀕死の重症である。もうコイしかいなくなりつつある。うなぎもかにもエビも昔から棲息する魚類は壊滅状態である。小学生高学年の本に書いてあるのだそうだが、「海の魚を増やすためには山にいっぱい木を植えて、その栄養素が川を下って海に流れて魚のえさになる。そのような植物連鎖で生態系が維持されている」・・・と。川をせき止めることは愚作以外の何者でもない。それは単純明快である。川をせき止めて農地を作る。そして淡水湖をつくり農業用水として使用するという複式干拓に未来はないように思う。

本野町冨川大雄寺においても源流祭、水害・戦没者慰霊祭が執り行われた。
富川渓谷は、五百羅漢としても有名で避暑地でもある。貴重な文化財として県指定史跡になっているこの五百羅漢は、岩壁に描かれ、その柔らかな表情で、私たちに諫早の水害との戦いの歴史を教えてくれている。
元禄12(1699)年8月13日、本明川が大洪水を起こした。
諫早は大きな被害を受けた。昭和32年の諫早大水害に匹敵する大惨事だったと考えられている。さらに翌13年には逆に、大干ばつで田畑が荒廃し、領民の疲労・困窮は極限に達した。
これに心を痛めた諫早家第7代領主・諫早茂晴公は、水源の地・富川渓谷の岩壁に、領内の息災(そくさい)と天下泰平を祈願し、また水難者の供養のため五百羅漢を刻んだと伝えられている。
今日は、地区社会福祉協議会、自治会長、戦没者遺族など多くの参列者があり、しめやかに慰霊祭が挙行された。
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司法の判断が、このようにぶれるということは、どのように理解してよいのだろうか?
昨年末の福岡高裁判決に真っ向から対立するような判決が長崎地裁で下された。法治国家である以上法律を守る義務は何人たりともあるわけだが、戸惑ってしまう。

それでは、小長井などの漁業不振は何が原因なのか?
ここに調整池の真実を撮影した映像がある。調整池が汚染され、その結果としてユスリカが大量発生している。この現実をどう受け止めれば良いのだろうか。この汚染された淡水が大量に海に流され漁業被害が発生していることは素人目にもそう見えるのだが、裁判官の目にはどのように写ったのであろうか。
これが調整池の現実だ!ユスリカ・脅威の蚊柱
漁民の皆さんの無念の思いが伝わってくる。「一体、何が原因で漁場が荒らされているのですか?」と裁判官に率直な疑問が投げかけられているように思う。開門調査しないで、因果関係が分かるのであればそれにこしたことはない。分からないから開門調査をしてほしいと言っている。開門調査してみても漁業不振つまり有明海異変と干拓堤防の因果関係はあるかもしれないし無いかもしれない。だから開門調査が必要なのではなかったか。

営農者や背後地の皆さんの気持ちも理解できる。
開門調査は、営農者や背後地の皆さんのみならず、干拓に関わる雲仙市・島原市・佐賀県・熊本県・福岡県など有明海にかかわりのある広範囲の全ての問題であるから必要であると小生は思うが、そのために、営農者や背後地の皆さんが犠牲になって良いとは思わない。だからこそ、開門によって万一被害が出た時の補償問題や内部堤防改修、農業用水問題など事前の万全の対策が完了することが開門調査の前提なのである。

政治や司法に翻弄され続ける諫早湾干拓の現状。
原発災害と同じ構図である。住民の幸福を願って進められた国策が住民を苦しめ、そして住民そっちのけの政治がまかり通る。いつの時代も犠牲になるのは現場最前線でほそぼそと生活を営む名も無き人々である。

【27日の出来事】
午前中は健康福祉部との勉強会。福祉総務・障害福祉・児童福祉・高齢福祉・生活保護課・福祉センターの各部署から事業内容の説明と質疑。かけあしではあったが、参考になった。
午後からは現地視察。給食センター、図書館、健康福祉センター、学童クラブなど。大雨の中、担当職員から説明を受けた。
夕方は、教育福祉委員会管轄の教育委員会と健康福祉部との意見交換会。4月に人事異動・機構改革など新体制になって初めて、年1回の酒席での意見交換会ではあったが、日頃は立場上対立することも多いが、お互いに市民生活向上をめざしていることには違いない。市職員も市民ニーズの多様化の中で厳しい日常業務をこなしている。定年まで働けないで中途退職者も増えつつある。そんなこんな意見を聞かせていただいた。この時ばかりは「ノーサイドの精神」である。今日から又、議会が、市民生活向上を目指して、市政への厳しいチェック機能を果たせるような活動が求められる。市民生活の窮状は待ったなしなのである。日々精進あるのみである。
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最近、曜日の感覚がマヒしている。時々友人から、「仙人さん!今日は休みでしょう」と日曜日に声をかけられて初めて日曜日を自覚することが、ままある。そんなときは「日曜日は稼ぎ時なんですよ」と応えることにしている。日曜日に何もないことはほとんどない。ま、その分、普通の日に私的な時間が取れるときがある。他人が働いている時に休めると言うことは実に心地よい。フーテンの寅さん風に言えば「労働者諸君!お仕事ご苦労さん!」というところか。(そんなことがしょっちゅうあるわけではない)

今日の日曜日も例によって例の如くである。
午前中は、社民党の会議。日頃の思いをぶつけ合う忌憚のない会議になった。「みんな、他人に話を聞いてほしいんだよね」と友人の感想。日頃の不平や不満が充満する中で、ガス抜き的な会議になった。

昼休みは食事を摂りながら白黒決着つけるべく一局。黒星であった。なかなか世の中なるようにはならない。これが人生なのだろう。勝ったり負けたり、世話したりされたり、思うようにならないのが人生だと開き直れば、負けることもなんともない。

午後は、たらみ図書館・海のホールで開催された「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画を観賞した。
山口県上関原発反対闘争の記録映画である。構図が諫早湾干拓と酷似していることに驚いてしまう。2階では、本明川ダム、諫早湾、石木ダムなどの展示コーナーと、上関の販売コーナー、福島県産品の販売コーナーなど多彩な催し物が用意されていた。本明川ダムを紹介した絵画が目を引いた。
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会場で脱原発講演会のチラシ配布、帰りには知人宅に同じくチラシを持って行ったりした。

生活をかけて、本気になって闘っている人は強くて明るい。要するに確信を持って闘っているからだろう。
ここでも、勇気をもらって明日からの新たなエネルギー源としたいと思っている。

【脱原発講演会のお知らせ】
7月2日(土)13時~ 諫早市社会福祉会館(新道町)
講演=藤田祐幸(元慶応大学助教授)参加費無料
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多良岳の仙人

Author:多良岳の仙人
昨年還暦を迎えたのを節目として、「第二の人生」をどう生きるのかという課題を背負って、60年の人生を振り返り、これからの自分探しをテーマに四国八十八箇所のお遍路に行った。1400kmを「通し打ち」を敢行し無事38日間で結願した。今夏、高野山奥の院へ参拝。無事満願を果たした。


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